コーヒーを朝食と一緒に飲んだり、寝起きの目覚めとして朝にコーヒーを飲むというのが習慣としてある人は多いのでは無いでしょうか。
世界中で習慣として飲まれていることが多い朝コーヒーには、メリット・デメリットがあります。
特に気にすることなく朝に飲んでいることが多いとは思いますが、今回は朝コーヒーについて解説していきます。
自分も朝は毎日コーヒーを飲んでるんだけど、朝にコーヒーを飲むことでどんなメリットがあって、逆に何かデメリットがあるのかというのを今回は見ていくよ!
何となく目が覚めそうだにゃってイメージで飲んでたけど、実際どうなのかにゃ?
朝コーヒーのメリット
朝にコーヒーを飲むことでのメリットは以下の通りです。
・覚醒作用
・腸の活発化
・ダイエット効果(脂肪燃焼)
上記3点のメリットを1つずつ見ていきます。
覚醒作用
コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用というものがあります。
カフェインについての説明はこちらの記事でも紹介しています。
カフェインはアデノシンという眠気を誘う物質をブロックするので、朝起きて目を覚ましたい状態に最適です。
目を覚ますために必要なカフェインの目安の量は、100〜200mgとされています。
コーヒー100mlに対してカフェインがおよそ50mg含まれているので、マグカップ1杯分(150mlほど)のコーヒーや缶コーヒー1本分(通常の大きさで内容量が200ml程)ぐらいが適量になります。
眠気覚ましに効果的ですが、摂取し過ぎないように注意しましょう。
腸の活発化
カフェインには胃液を活発化させる働きがあります。
朝食と同じタイミングや朝食後にコーヒーを飲むことで、胃や腸の動きが活発化し、便通が良くなります。
また、カフェインには利尿作用もあります。
健康的な目線で見ても、朝に排泄することはとても大事なことなので、非常に朝コーヒーは効果的です。
朝はコーヒーだけで済ましてしまうという人もいますが、胃の中に何も無い状態でコーヒーを飲むと、胃が荒れる原因となります。
なるべく時間を取って、朝食と一緒に飲むようにするのがオススメです。
ダイエット効果(脂肪燃焼)
コーヒーにはクロロゲン酸というポリフェノールが含まれています。
このクロロゲン酸には”脂肪燃焼効果”や”脂肪代謝” といった効果があるので、朝にコーヒーを飲むことで、1日の代謝を高く保ってくれます。
代謝が高くなり、脂肪を効率的に燃焼できるようになるので、ダイエットに効果ありです。
クロロゲン酸の効能についてはこちらの記事でも紹介しています。
朝コーヒーのデメリット
朝にコーヒーを飲むことのデメリットは以下の通りです。
・コルチゾールの分泌抑制
・下痢や腹痛の原因
上記2点のデメリットを1つずつ見ていきます。
コルチゾールの分泌抑制
コルチゾールとは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一種で、目覚める1〜2時間前から体内で活発に分泌されます。
コルチゾールは全身の様々な臓器に作用し、代謝に影響を与えたり、血糖値や血圧の向上、体の炎症やアレルギー反応を抑えるといった働きがあります。
コルチゾールは朝に分泌が多く、心身を覚醒させます。
しかし、コーヒーに含まれるカフェインはコルチゾールの分泌を抑制してしまうため、朝起きてすぐにコーヒーを飲むと、時間が経っても眠気やだるさを感じてしまいます。
コルチゾールは朝10時頃になると完全に心身を覚醒させます。
そのため、朝にコーヒーを飲む時間帯は朝10時以降がベストなタイミングとなります。
朝一番に飲むときは摂取量を適量にし、眠いからといって飲み過ぎると逆効果なので気を付けましょう。
下痢や腹痛の原因
朝コーヒーのメリットの点で腸の活発化ということを記述しましたが、これがデメリットとなることもあります。
・カフェインによる胃液の分泌の活発化によって胃痛になる。
・カフェインの過剰摂取による胃腸の活動の乱れで、腸が十分な水分吸収を行わなくなり、下痢になる。
といったケースがあります。
朝をコーヒーのみで済ませたり、空腹の状態で飲み過ぎることがなければ大丈夫ですので、摂取量や飲み方には注意しましょう。
朝コーヒーにオススメなコーヒー
朝に飲むコーヒーに飲むコーヒーは浅煎りのコーヒーがオススメです。
カフェインやクロロゲン酸の含有量が深入りに比べると多いから。
→カフェインやクロロゲン酸は焙煎が進むにつれ減少します。
朝コーヒーによる健康効果をより得られる浅煎りがオススメ。
もちろん浅煎りが苦手な人もいるので、一概には言えません。
深煎りのコーヒーで朝一からリラックス出来る香ばしい香りで起きるのも、凄く幸せな気分になれます。
浅煎りや深煎りのコーヒー豆についてはこちらでも解説しています。
正しい飲み方で朝コーヒーを楽しもう!
気をつければ身体に良いことも多いから、適量を守って朝のコーヒーを楽しんでね!
ちゃんと気をつけるところは気をつけて、朝にコーヒーを飲むにゃ!
筆者が運営する”自家焙煎珈琲 caffines”は下記URLからご利用頂けます。