コーヒー器具

【比較】珈琲考具 VS タカヒロ|細口ドリップポット比較

ハンドドリップをする上で、抽出の安定に欠かせない細口ドリップポット。

様々なメーカーから販売されているドリップポットですが、その中でも個人的に機能性が良いと感じるのが、”珈琲考具 ツードリップポットPro”と”タカヒロ 雫

この二つは比較的有名で、機能性も似ているので、ドリップポットを初めて購入しようという人はどちらの方が良いのか?と比較することが多いのではないでしょうか。

そこで今回は、二つの細口ドリップポット、”珈琲考具 ツードリップポットPro”と”タカヒロ 雫”を様々な面から比較していきます。

今回は細口ドリップポットで人気の珈琲考具 ツードリップポットProとタカヒロ 雫を比較していくよ。

どちらも注ぎ口が特徴的なドリップポットだけど、いくつかの点を比較して、違いを紹介していくね!

コヒ猫
コヒ猫
珈琲考具とタカヒロのドリップポットは人気みたいだけど、どっちの方が良いのかにゃ?
この記事で分かること

二つのドリップポットの特徴比較

ドリップポットに求める点

比較結論、どちらを選ぶかのポイント

製品情報比較

ツードリップポットPro 製品情報

本体サイズ幅25.5×奥行13×高さ11cm 内径8.5×深さ9.5
本体重量325g
素材・材質ハンドル:18-8ステンレス 底:21-0ステンレス
生産国日本
容量満水750ml・適正500ml ガス火・IH対応、食洗機使用可能

 

タカヒロ 雫(0.9Lタイプ) 製品情報

本体サイズ23.6×16.8×12.3
本体重量400g
素材ステンレス
内容量900ml 直火・100V電磁調理器使用可能
開口部8.5cm

 

製品情報を比較すると、かなり似ています。

二つともガス火で直接火を沸かせますし、電磁調理器も使用可能。

重量こそツードリップポットProの方が軽いですが、材質・容量などもほぼ一緒なので、ここで比較することは難しいですね。

 

注ぎ口比較

それぞれの注ぎ口の特徴は以下の通り

ツードリップポットPro

・6mm(内径4.5mm)径。

・水が真下に落ちるように、注ぎ口が下に向いて設計されている。

 

タカヒロ雫

・内径約5mm、従来のものよりも4mm細い

・お湯が注ぎ口から真下に落ちるようなイメージで落とせるような設計

並べて比較してみても、ツードリップポットProの方が気持ち細く見えますね。

ここでもやはり似てますが、違いは注ぎ口の向き。

ツードリップポットProは注ぎ口がS字形状で、どれだけ傾けてもお湯の勢いを抑えてほぼ真下に注げるという構造。

ゆっくり真下に落とすことが出来る分、ドリップに安定感は出ますが、太く速く落とすことが出来ません。

タカヒロ 雫は注ぎ口の形状こそ従来のものと変わりませんが、注湯を細くも太くも出来ます。

 

上記の通り、どちらも注ぎ口が売りのドリップポットですが、選ぶポイントは以下の通り

選ぶ上でのポイント(注ぎ口)

ツードリップポットPro:注湯スピードを安定させ、ドリップに安定感を出したい

タカヒロ 雫:細くゆっくり・太く速くなどドリップにバリエーションを出したい

 

持ち手比較

持ち手はどちらもステンレス。

持ちやすさで言うと、個人的には”タカヒロ 雫”の方が少し太めに出来ているので、ガッシリと握りやすいです。

選ぶポイントは以下の通り

選ぶ上でのポイント(持ち手)

ツードリップポットPro:少し細めなので、女性でも持ちやすい。

タカヒロ 雫:少し太めなので手が大きい男性でもガッシリと握れる。

太さに違いはありますが、どちらも万人受けしそうな持ち手ではあります。

女性だから雫の持ち手では安定しないということは無いですし、手が大きい方がツードリップポットが持ちにくいという訳では無いので、選ぶ上でのポイントはあくまで参考までに留めておいてもらえると幸いです。

どちらも材質がステンレスなので、熱伝導が高いです。

お湯を入れてからしばらくすると持ち手が熱くなるので、火傷には注意してください。

 

開口部比較

開口部の大きさはほぼ一緒です。

どちらも手が入る大きさなので、お手入れも簡単ですね。

開口部に関してはどちらを選ぶかというポイントにはなりません、あまり気にしなくて大丈夫です。

ドリップ比較


画像はドリップ時のお湯の落ち方の様子。

どちらも細い注ぎ口を活かして、狙ったところに注湯することが可能です。

どれだけ傾けても真下に落とすことが出来る→ツードリップポットPro

傾きによって注湯スピードをコントロール出来る→タカヒロ  雫

注ぎ口の比較の部分と重なりますが、上記のような違いがあります。

 

ドリップポットに求める点

ドリップ技術や抽出レシピによっても、ドリップポットに求める点が異なります。

参考に例えを挙げると、以下のような選び方になります。

・注湯スピードにバラツキがあり、ドリップが安定しない。

・深煎りのコーヒーを好み、ゆっくりと抽出してコクや甘みを引き出したい。

ツードリップポットProのような安定して真下に落とせるドリップポットがオススメ。

 

・注湯スピードをコントロールして、味わいの変化を楽しむ。

・浅煎りなど、短時間で綺麗な酸味やクリア感を引き出したい。

タカヒロ 雫のような注湯スピードをコントロールして速く落とす・ゆっくり落とすを使い分けれるようなドリップポットがオススメ。

 

ドリップポットを選ぶ際は、普段のドリップに求める点や自身のドリップ技術と照らし合わせて選ぶことが重要になります。

必要な点を理解し、それを補えるようなドリップポットを選ぶと、よりコーヒーの美味しさを引き出すことが出来るので、自分のドリップについて研究することも大事ですね。

 

【比較結論】どちらの方が良いか

結論としては、どちらの方が優れているということは無いです。

比較結論

ドリップ技術に不安があるため、安定感があるドリップポットを使いたい

→ツードリップポットPro

 

浅煎り・深煎りといった焙煎度合いや、出したい味わいによって、ドリップを変えてバリエーションを出したい

→タカヒロ 雫

”ツードリップポットPro”も”タカヒロ 雫”もそれぞれ特徴はありますが、どちらも機能性の高いドリップポットなので、優劣の違いをつけるのは難しいですが、自身のドリップに合っている方を選ぶのが大事ですね。

 

 

 

今回比較した二つのドリップポットはそれぞれ以下の記事でも紹介しています。

 

機能性抜群の細口ドリップポットはコーヒーの味わいを変える

今回紹介した二つのドリップポットは特徴は似てるけど、どういったドリップを行いたいかで選ぶのがオススメ。

二つとも機能性は文句なしに良いから、どちらを選んでも使いやすいと思うけど、自分のドリップに合った方を選んでみてね!

コヒ猫
コヒ猫
似ているようで、ちゃんと違いがあるんだにゃー。

今回の記事を参考にしてドリップポットを決めるにゃ!

筆者が運営する”自家焙煎珈琲 caffines”は下記URLからご利用頂けます。

https://caffines.base.shop

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ABOUT ME
caffines管理人
自家焙煎珈琲  caffinesを運営中。 自家焙煎したコーヒー豆で作成したドリップバッグを中心に販売しています。 自家焙煎・ハンドドリップを楽しむ珈琲愛好家です。 コーヒーコーディネーター 取得 食品衛生管理者 取得