2020年に創業100周年を迎えた老舗企業”キーコーヒー”
コーヒー関連の商品を幅広く販売しており、インスタントコーヒーやドリップバッグなども販売しています。
販売されている商品の中には、コーヒーサーバーやドリッパーといった抽出器具もあり、その中で人気なのが、今回紹介する”クリスタルドリッパー”
価格帯が似ていることや素材が同じものがあるということからHARIO V60とどちらを購入するかということで悩む人が多いようです。
そこで今回はクリスタルドリッパーの特徴と、HARIO V60との比較について紹介していきます。
すごく人気で、見た目的にも高級感があって良いドリッパーだから、楽しみにしててね!
どんな特徴があるのかにゃ?
・クリスタルドリッパーは高級感があり、耐久性抜群
・バランスの取れた抽出が可能なダイヤカット形状
・クリスタルドリッパーとHARIO V60との違い
キーコーヒー クリスタルドリッパー
製品詳細
材質 | ポリカーボネート樹脂 |
---|---|
重量 | 150g |
原産国 | 日本 |
付属品 | メジャースプーン |
重量が150g少し重めのため、他メーカーのプラスチックドリッパーと比較すると、少しズッシリ感があり、頑丈そうな印象を受けます。
材質にはポリカーボネート樹脂という割れにくい素材が使われています。
ポリカーボネートとは?
→熱可塑性の透明なエンジニアリングプラスチック。
高い耐衝撃性と透明性を持ち、カメラレンズなどにも使用されています。
割れにくい素材のため、落としても心配ありません。
ドリッパー内部の結晶模様が非常に高級感があり特徴的です。
内部のみが構造上ボコボコしていて、外側はツルッとしていますね。
円すいドリッパー特有のリブの代わりの結晶模様ですが、どういった特徴があるのでしょうか?
クリスタルドリッパーの特徴
クリスタルドリッパーの一番の特徴は、
ドリッパー内側のダイヤカット形状
このダイヤカット形状について解説していきます。
ダイヤカット形状
高級感のあるダイヤカット形状、その特徴は以下の通りです。
ダイヤカット形状
フィルターと接する内側のダイヤ形状の頂点から抽出液が流れ出し、ダイヤ形の斜辺に沿って、ジグザグとゆっくり流れ落ちることで最適なスピードとなり、おいしさを引き出すことが出来ます。
上記画像のように落ちていくため、最適な抽出スピードを保ちながらコーヒー全体を均一に抽出することが出来ます。
抽出スピードが速すぎず遅すぎず、全体的にバランスの取れた味わいになりやすいので、使いやすいドリッパーになっています。
クリスタルドリッパーとHARIO V60
同じ円すい型ドリッパーである、クリスタルドリッパーとHARIO V60。
抽出穴も一つで同じですが、1番の違いはドリッパー内部。
クリスタルドリッパー:ダイヤカット形状
HARIO V60:スパイラルリブ
この2つの内部で出る違いは、”抽出スピード”と”味わい”です。
この2点について見ていきます。
抽出スピード
抽出スピードはHARIO V60の方が速いです。
クリスタルドリッパーのダイヤカット形状は、前述した通り、ダイヤに沿ってジグザグに抽出液が通過するため、少しゆっくり落ちます。
それに比べてHARIO V60のスパイラルリブにより、フィルターとドリッパーの密着を防ぐことで空気が抜けるので、スムーズな抽出が可能なため、抽出スピードが速くなります。
大きく差が出るわけではありませんが、スパイラルリブの効果もあり、HARIO V60の方が抽出スピードは速くなりますね。
味わい
2つのドリッパーの味わいの特徴は以下の通りです。
クリスタルドリッパー:コクのあるバランスの取れた味わい
HARIO V60:クリア感のあるスッキリとした味わい
抽出スピードがそのまま味わいに影響を与えています。
円すいドリッパーは比較的スッキリ出やすい物が多いので、クリスタルドリッパーは珍しいタイプですね。
使用するコーヒー豆や焙煎度合いによっても変わりますし、味わいに関しては個人差もあるので、参考程度に。
クリスタルドリッパーはこんな人にオススメ
キーコーヒー クリスタルドリッパーはこんな人にオススメです。
・コクのあるバランスの良いコーヒーが好みの人
・耐久性のあるドリッパーを探している人
・ドリッパーは見た目もこだわりたい人
バランスの取れたコーヒーが淹れやすいので、焙煎度合いを選ばず使用しやすいドリッパーになっています。
見た目に高級感があり、耐久性も優れているので、使わない時にオブジェとして置いておくのも良いかもしれませんね。
個人的にはHARIO V60などのスッキリとした抽出がしやすい物とクリスタルドリッパーの二つを持っておくと、その日によって味わいを変えられるので、日々のコーヒーを楽しめると思います。
総評・こんな人にオススメ
価格帯も安価で手を出しやすいと思うから、HARIO V60と2つ持ちして、飲み比べるとコーヒーが楽しくなるから試してみてね!
書いやすい値段だから試してみるにゃ!
筆者が運営する”自家焙煎珈琲 caffines”は下記URLからご利用頂けます。