どこでも誰でもコーヒーを簡単に淹れることが出来る、ドリップバッグコーヒー。
様々なタイミングのギフトとして送ることや送られてくることが多いかと思います。
手軽に美味しいコーヒーを味わうのに便利なドリップバッグコーヒーですが、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、より美味しく淹れることが出来ます。
今回はドリップバッグコーヒーを美味しくするポイントを紹介していきます。
今回はドリップバッグコーヒーの美味しい淹れ方について紹介していくよ!
あんまり淹れ方に変化を出せなさそうだけど、どんな淹れ方なのかにゃ?
・ドリップバッグを美味しく淹れる2つのポイント。
・淹れる前に準備するもの。
・2つのポイントを踏まえた美味しくなる淹れ方。
ドリップバッグコーヒーを美味しく淹れるためのポイント
ドリップバッグを美味しく淹れるためのポイントは以下の2点です。
①注湯量(入れるお湯の量)を計ること。
②蒸らしを30秒間行うこと。
この2点のポイントについて見ていきます。
ポイント①注湯量を計る
ドリップバッグを入れる際に、コーヒーの味わいが薄いと感じたことはあるでしょうか?
カップの大きさにもよりますが、お湯を入れ過ぎてしまうとコーヒーの味が薄くなり、水っぽい味わいになってしまいます。
ドリップバッグにはおおよそ10g前後のコーヒー粉が入っています(物によって変わります、 caffinesでは12g入れています。)が、コーヒーを美味しく淹れる際のコーヒー粉とお湯の割合は1:15がオススメ。
よってドリップバッグにお湯を注ぐ際は150ml前後の注湯が最適となります。
注湯量を計るにはスケール(キッチン測り)が必要になりますが、お湯の量が計れればコーヒー用(時間と量が同時に計れるもの)でなくても大丈夫です。
ポイント②蒸らしを30秒間行う
ハンドドリップの際にも行う蒸らしという工程を行うことでコーヒー粉の成分を引き出しやすくなり、美味しいコーヒーを淹れることに繋がります。
蒸らしについて簡単に説明すると、
最初にコーヒー粉にお湯を少しかけることで、コーヒー粉のガスを抜き、成分を抽出しやすくする工程のこと。
これを最初に行うだけでコーヒーの味わいを引き出しやすくなります。
ハンドドリップでも欠かせない工程ですが、ドリップバッグコーヒーを淹れる際にも欠かせない工程となっています。
蒸らしについては以下の記事でも紹介しています。
準備するもの
ドリップバッグコーヒーを淹れる際に準備するもの(あった方が良いもの)は以下の通り。
・ドリップバッグ
・お湯150ml
・カップ(大きすぎると多く入れたくなるので、適度なサイズ感がオススメ)
・スケール(キッチン測り)
・タイマー(携帯などでOK)
・ドリップポット(無くてもOK、あれば淹れやすい)
スケールとタイマーは、蒸らしを行う際に必須になるので確実に用意しましょう。
ドリップポットに関しては無くても大丈夫です、ティファールのようなお湯を沸かす電気ケトルから直接注いでも問題ありません。
ドリップバッグは注ぐ部分がそこまで大きく無いので、電気ケトルだと少々入れにくいため、注ぎ口が細いドリップポットがあると便利です。
HARIOというメーカーが販売している、ドリップケトル エアーはサイズが小さく、軽いのでドリップバッグを淹れるのにオススメです。
ドリップバッグの美味しい淹れ方
ドリップバッグを美味しく淹れるレシピです。
特別なドリップ技術が必要な訳では無く、誰でも行えるものとなっています。
1.ドリップバッグをカップにセットします。
2.お湯を30ml注ぎ、30秒間蒸らします。
3.お湯を60ml注ぎ、お湯が落ち切ったら残り60mlを注ぎ、落とし切ります。
(これでトータル150ml注湯したことになります。)
ほとんどのドリップバッグで使えるレシピになっているので、ギフトなどでもらった場合やドリップバッグを購入した際に試して見てください。
※味わいを変化させるちょっとしたコツ
味わいが濃いと感じた場合や苦味が強いと感じた場合は、湯温を下げると味わいの濃度・苦味を抑える事が出来ます。
逆に味わいが薄い場合には湯温を上げてあげると、味わいを濃くすることが出来ます。
ドリップバッグコーヒーも淹れ方一つで味わいが変わり、美味しくなる。
特別なものや技術が必要な訳では無いから、是非試してみてね!
少し手間をかけて美味しいコーヒーを楽しむにゃ!
筆者が運営する”自家焙煎珈琲 caffines”は下記URLからご利用頂けます。