数あるコーヒー豆の中でも希少なコーヒー豆”ピーベリー”はご存知でしょうか。
コーヒー専門店や自家焙煎のコーヒーショップで販売されていることもあるので、目にしたことがある人もいるかもしれません。
今回は希少なコーヒー豆”ピーベリー”について紹介していきます。
あんまり聞き覚えのないものかもしれないけど、コーヒー豆を買うときの知識に繋がるからしっかり見ていこう!
品種の違いなのか、豆の種類なのか、なんなのかにゃ?
・希少なコーヒー豆ピーベリーとは
・ピーベリーの特徴
・採れる場所
ピーベリーとは
ピーベリーとは、
コーヒー豆の品種ではなく、丸豆のこと。
ピーベリーは、収穫量が通常の5~20%程度しか採れないことから、非常に希少なコーヒー豆になります。
コーヒー豆は本来、1つの実の中にコーヒー豆となる生豆が2粒向き合うように入っており、楕円の形状から平豆のものがほとんど。
しかし稀に、1つのコーヒーの実の中に種子が1つしか入っておらず、丸い形をしたコーヒー豆が出てきます、これが”ピーベリー”と呼ばれるコーヒー豆です。
ピーベリーは、2つに分かれるはずだった栄養素が1つの豆に集中するので、通常の平豆のものよりも油分やミネラルが多く含まれていると言われています。
諸説ありますが、通常のコーヒー豆よりも美味しいということも言われることがあります。
大きさで呼び名が変わる
ピーベリーはその豆の大きさで呼び名が変わります。
コーヒー豆の大きさが大きいピーベリー:”カラコル”
コーヒー豆の大きさが小さいピーベリー:”カラコリーリョ”
コーヒー豆は、一般的に大きい粒の方が等級が上がって味も美味しいことが多いです。
ピーベリーはどうしても生産過程でコーヒー豆が小さくなることが多いため、出回る数としてはカラコリーリョの方が多くなります。
ピーベリーの特徴
ピーベリーの特徴は以下の通り
・焙煎度合いによる味わいの変化が大きい
・少し値段が割高
焙煎度合いによる味わいの変化が大きい
ピーベリーは、2つに分かれるはずだった栄養素が1つの豆に集中するため、平豆のものよりもコーヒーの個性・特徴が出やすくなっています。
コーヒーの個性・特徴が出やすいことは、焙煎度合いによる味わいの変化が大きくなることにも繋がります。
ピーベリーは浅煎り・中煎り・深煎り、それぞれの焙煎度合いで、味わいの変化がしっかり楽しめる中で、クセがなく飲みやすいと言われています。
少し値段が割高
ピーベリーは意図的に作られるものでなく、
収穫したコーヒー豆の中からピーベリーをハンドピックで選別した中で稀に採れるもの。
ピーベリーは収穫量の5〜20%しか採れないことから、希少なコーヒー豆のため、通常の平豆のものよりも少し値段設定が高くなっています。
ネットで販売されているピーベリーの一例
ピーベリーは様々な国のコーヒーの木から採れる
ピーベリーは産地や品種に限らず、どのコーヒーの木からも発見されます。
代表的なピーベリー
・ハワイコナ ピーベリー
・ブルーマウンテン ピーベリー
・ブラジル ピーベリー etc…
高品質なコーヒー豆として有名な”ハワイコナ”や”ブルーマウンテン”といったものにもピーベリーは存在します。
ブラジルのピーベリーは比較的出回りが多いかもしれませんね、コーヒー豆や生豆の通販でよく見かけます。
希少なコーヒー豆”ピーベリー”を見つけたら試してみよう
その味わいも通常のコーヒーとはまた違ったものだから、もし見かけたら購入して試してみてね!
見つけたら買ってみるにゃ!
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