夜にコーヒーを飲むと眠れなくなるということで、夜にコーヒーを飲むのは良くないという印象を持たれている人は多いのでは無いでしょうか。
コーヒーを飲むタイミングとして、一番イメージとしてあるのは、やはり朝だと思います。
朝コーヒーの効果については以下の記事で紹介しています。
朝にコーヒーを飲むことでメリットがあるように、夜コーヒーを飲むことにも実はメリットがあります。
今回は夜コーヒーのメリット・デメリットについて紹介していきます。
けど、夜に飲むコーヒーにはメリットもあるから、一概にダメっていう訳でもないよ。
今回は夜コーヒーのメリット・デメリットを見ていこう!
夜コーヒーのメリット
夜にコーヒーを飲むメリットは以下の通りです。
・リラックス効果
・疲労回復効果
・血流促進
上記3点を1つずつ見ていきます。
リラックス効果
コーヒーの香りの成分には”ピラジン”というものがあります。
ピラジンとは、血流を促進し、脳をリラックスさせ、精神を安定させる効果があります。
ほうじ茶やチョコレートなどにも含まれています。
コーヒーを飲んで一息つきたいという時に、香りでホッとした気分になることがあるのは、このピラジンが影響しています。
リラックスした状態の脳はα波という脳波が出やすくなり、睡眠の向上にも繋がります。
睡眠の向上は、次の日の朝の目覚めにも繋がるので、スッキリと起きることが出来ます。
ブラックコーヒーのリラックス効果ではこちらの記事でも紹介してます。
ドーパミンの分泌の促進
カフェインにはドーパミンの分泌を促す効果があります。
ドーパミンとは、やる気や心身に関係する神経伝達物質です。
やる気意欲・モチベーションなどに関わる物質で、意欲的に物事に取り組んでいる時にドーパミンは分泌されます。
コーヒーを飲むことでドーパミンの分泌が促進されるので、仕事や勉強の最中に飲むことで、やる気・意欲の向上に繋がります。
また、チョコレートにも同様の効果があるので、作業で疲れた時のチョコレートとコーヒーの組み合わせは、ドーパミン分泌の効果が大きいです。
チョコレートとコーヒーは組み合わせ的にもピッタリなので、オススメです。
血流促進
カフェインには血管を拡張し、血流を良くする効果があります。
血流が良くなると代謝が良くなり、身体の熱が出やすくなるので、寝付きが良くなります。
人間が眠りにつきやすい状態は体温が上昇して、そこから下がっていく時(身体の熱が出ていく時)です。
運動した後や、入浴後に眠くなるというのが、これに当てはまります。
夜コーヒーのデメリット
夜コーヒーのデメリットは1点です。
・覚醒作用による睡眠の質の悪化
おそらく多くの人がこれに対するイメージが強いと思いますが、まさしくこれが夜コーヒーの1番のデメリットです。
覚醒作用とは、カフェインに含まれるアデノシンという眠気を誘う物質をブロックするため、目が覚めてしまうことです。
またコーヒーには利尿作用もあるので、寝付きが悪くなる上に、尿意で目が覚めてしまうこともあります。
オススメの夜コーヒーの飲み方
ここまでメリットとデメリットについて紹介してきましたが、結局寝れなくなるとメリットが活きないのでは?と思われた人もいると思います。
夜コーヒーのメリットを活かすためには飲み方を工夫する必要があります。
オススメの飲み方は以下の通りです。
・ブラックで飲まない。
→カフェインの効果が最も強いのはブラックコーヒーです。
メリットはカフェインに含まれる効果で生まれますが、効果が強過ぎると覚醒作用が強くなるので、デメリットになります。
・アイスコーヒーではなく、ホットコーヒーを飲む。
→冷たいものを飲むと身体が冷えて、体温上昇が妨げられるので、ホットがオススメ。
・ミルクを入れて飲む。
→ミルクに含まれるカルシウムは、脳の興奮を抑える働きがあります。
睡眠の質の向上に繋がるので、オススメです。
・デカフェやカフェインレスのコーヒーを選ぶ。
→カフェインの効果には個人差があるので、効果が出過ぎる人にはカフェインの量が少ないデカフェやカフェインレスがオススメです。
デカフェ・カフェインレスは以下の記事で紹介しています。
自分に合う飲み方で夜コーヒーを楽しもう!
正しい飲み方や飲む量を考えれば、夜にコーヒーを飲むことは特に問題ないよ。
カフェインの効果は人それぞれ感じ方が変わるから、自分に合った飲み方を見つけて、夜コーヒーを楽しんでね!
影響の少ない飲み方を見つけることが大事だから、これからは夜コーヒーも模索してみるにゃ!
筆者が運営する”自家焙煎珈琲 caffines”は下記URLからご利用頂けます。