夏になると飲みたくなるとコーヒーというとアイスコーヒーを思い浮かべると思いますが、よりスッキリ飲めるアレンジコーヒーで”コーヒートニック”というものがあります。
最近ではカフェなどでもメニューの中に見かけることが増えてきましたが、お家でも簡単に作ることが出来ます。
今回は夏にオススメなアレンジコーヒー”コーヒートニック”の作り方について紹介していきます。
夏といえばアイスコーヒーだけど、少しアレンジを加えるだけで全然違うものになるから参考にしてね!
コーヒートニックはどんな味がするのかにゃ?
コーヒートニックとは
コーヒートニックは、
トニックウォーターにドリップコーヒーを注いで作るアレンジ炭酸コーヒー
コーヒートニックは、2010年頃に北欧のカフェで誕生したエスプレッソ・トニックというアレンジコーヒーが元となっています。
日本では2015年頃から広まり出し、近年ではカフェでも見かけることが増えてきた夏にオススメのアレンジコーヒーです。
トニックウォーターとは
コーヒートニックに使用するトニックウォーターとは、
炭酸水に糖分やレモン・ライム・オレンジなどの柑橘系果物の皮やハーブのエキスなどを加えた、ほんのりと甘みや苦みを感じるすっきりとした味わいのイギリス発祥の清涼飲料水
カクテルを作る際の割物として使われているイメージの強いトニックウォーターですが、一応ストレートで飲むことも出来ます。
一般的には爽やかなで軽やかな飲み口が特徴的なものが多いので、夏の暑い時期に飲むのがオススメですね。
スーパーやコンビニで購入することが出来るので、気軽に手に入れることが出来ます。
コーヒートニックのレシピ
コーヒートニックのレシピは以下の通り。
分量
コーヒー粉:15g 湯量:80〜100g トニックウォーター:130g
レシピ
①30gの湯量で30秒蒸らし
②残り湯量を2〜3回に分けて1分半を目安にドリップ
③氷を入れたグラスにトニックウォーター130gを注ぐ
④コーヒーをその上から注いで完成
要領としては、アイスコーヒーを作る時と似ており、氷の入ったトニックウォーターにコーヒーを注ぐだけ。
急冷式のアイスコーヒーは氷にコーヒーを直接落としますが、コーヒートニックはコーヒーを後に入れるので、その点は違いますね。
作る際のポイント
コーヒートニックを作る際のポイントは以下の通り。
①氷を入れたトニックウォーターにコーヒーを入れるので、濃いコーヒーの抽出が必要になります。
そのため、コーヒー粉に対しての湯量はかなり少なくなりますので、ドリップ自体はあっという間に終了しますが、速すぎるとコーヒーの成分が抽出しきれないので、最低でも1分以上はかけてドリップするようにしましょう。
②コーヒーをゆっくり注ぐことで、コーヒーとトニックウォーターの綺麗な二層を作ることが出来ます。
トニックウォーターはコーヒーよりも比重が重たいため、軽いコーヒーを上からゆっくり注ぐことで浮いてくれるという感じです。
飲む際はかき混ぜるので、見栄えを気にしない人は特に意識する必要はありませんが、見た目を楽しみたい人は意識してみてください。
オススメのコーヒー豆
コーヒートニックを作る際に使用するコーヒー豆は、浅煎りのものがオススメ。
トニックウォーターは前述の通り、柑橘系の爽やかさや軽やかな飲み口が特徴なので、コーヒー豆もそれに合わせて酸味のある浅煎りのものが相性が良いです。
浅煎りのコーヒー豆を使用する際にはドリッパー選びも重要。
以下の記事で浅煎りコーヒーを淹れる際にオススメのドリッパーを紹介しているので参考にしてみてください。
【参考】炭酸水を使用するとコーヒーソーダ
トニックウォーターと似たものとして炭酸水があります。
炭酸水:水に炭酸ガスを加えた飲み物で糖分無し
トニックウォーター:炭酸水にレモンなど柑橘類の皮やハーブのエキスを加えたもので糖分有り
二酸化炭素が水に加わっている炭酸水がベースに、ほんのり甘みや苦みを感じる味わいがるのがトニックウォーターとなっています。
トニックウォーターを使用したものがコーヒートニック。
炭酸水を使用したものがコーヒーソーダと呼ばれており、味わいは違う物になります。
コーヒーソーダは”スパークリングコーヒー”という名称で呼ばれることもあります。
コーヒーソーダは日本で初めて発売されたのが1950年代ということもあり、比較的昔から楽しまれてきたものとなっています。
暑い夏はコーヒートニックを楽しもう
アイスコーヒーに飽きてきた人や、少し違ったコーヒーを飲みたい人は是非試してみてね!
トニックウォーターさえあれば作れるから、買って試してみるにゃ!
筆者が運営する”自家焙煎珈琲 caffines”は下記URLからご利用頂けます。