ハンドドリップをする際にどのドリッパーを選択するかどうかは、コーヒーの味わいを決める要素の一つになります。
浅煎りの味わいを引き出しやすいものもあれば、深煎りに適しているものもあったりとドリッパーは奥が深いです。
ハンドドリップは淹れ方やレシピが多くある分、難しいと感じる人も多いと思いますが、ドリッパーによっては、ハンドドリップが誰でも簡単になるものもあります。
今回はハンドドリップが簡単になるドリッパーを3種類紹介して行きます。
今回はドリップが簡単になるドリッパーを3つ紹介していくね!
できれば簡単に美味しいコーヒーを淹れたいけど、どんなドリッパーがいいのかにゃ?
ドリップが簡単なドリッパーの特徴
ハンドドリップが簡単なドリッパーの特徴は、
・ドリップの際に余計な工程を必要としないこと
・味わいの再現性が高いこと
ハンドドリップでは注ぎ方や、注ぐスピードなどで味わいが変化する繊細なものではありますが、こういった工程が少しハンドドリップを難しい印象にしてしまっています。
こういった余計な工程が必要とならず、尚且つ味わいの再現性が高いドリッパーが簡単なドリッパーということになります。
SIMPLIFY THE BREWER
SIMPLIFY THE BREWERは、2021年にBATHTUB COFFEEさんのクラウドファンディングで注目を集めたドリッパーで、あまり無い一投式のドリッパーになっています。
一投式:一回の注湯でドリップが完了すること。
蒸らし・のの字・攪拌も不要、真ん中に30秒注湯するだけでドリップが完了するという画期的なドリッパー。
数あるドリッパーの中でも、トップクラスにシンプルなレシピでコーヒーを淹れることができ、誰でも安定した味わいを出せるので、ハンドドリップ初心者の方でも簡単に美味しいコーヒーを淹れることが出来ます。
極細挽きのコーヒー粉を使用するので、細かく挽き目が調整できるコーヒーミルが必要にはなりますが、一つ持っておくと非常に重宝するドリッパーだと思います。
SIMPLIFY THE BREWERについてやレシピは、以下の記事で詳しく紹介しています。
HARIO スイッチドリッパー
様々なコーヒー器具を出しているHARIOのドリッパーの中でも珍しい、浸漬式のスイッチドリッパー。
個人的にはHARIOの製品の中で一番好きなドリッパーです。
浸漬式:コーヒー粉をお湯に浸してコーヒーを抽出する方法。
コーヒー粉に均一にお湯が行き渡るので、豆が持つ味わいを余すこと抽出することが可能なのが特徴。
代表的な浸漬式のコーヒー器具はフレンチプレス。
使い方は簡単で、スイッチを閉じた状態でコーヒー粉にお湯を注ぎ、2分が経過したらスイッチを開いて抽出するだけ。
抽出方法が簡単な上に浸漬式の効果で、味わいをしっかり引き出すことが出来るため、コーヒー初心者の方でも安心して使用することが出来ます。
公式レシピもあるので、それを真似するだけで良いのも嬉しいポイント。
HARIO スイッチについて、公式レシピも含め、詳しくは以下の記事で紹介しています。
フラワードリッパーDEEP27
世界で一番最初に円すいのペーパーフィルターを作った会社である、三洋産業のブランド”CAFEC”から販売されているフラワードリッパーの別タイプDEEP27。
形が円すいドリッパーの中では縦長で珍しく、特徴は、
27°の傾斜のおかげで一杯分の少ないコーヒー粉でも深い濾過層を出すことが出来るため、しっかり味わいを引き出すことが出来ます。
濾過層が縦に長いことにより、ドリップ時に真ん中に注湯するだけで全体にお湯が浸透します。
そのため、通常のフラワードリッパーと比べて、ドリップ技術を全く必要としないのがメリット。
数ある円すいドリッパーの中で、これだけドリップが簡単で、尚且つ味わいが安定しやすいドリッパーも珍しいなと感じます。
詳しくは以下の記事で紹介しています、個人的にかなりオススメなドリッパー。
総評・こんな人にオススメ
ドリッパーの中では比較的値段がするのもあるけど、是非試してみてね!
どんな豆にも合いそうだから試してみるにゃ!
筆者が運営する”自家焙煎珈琲 caffines”は下記URLからご利用頂けます。